保育園に落ちたら職場復帰できないのでしょうか?
職場復帰するための方法を実体験を交えながら解説していきます。




保育園落ちたらどうする?育休延長?退職?
保育園に落ちたら、どうすれば良いのでしょうか?
育休延長や退職以外にもいくつか選択肢がありますので、1つずつ解説していきます。
育休延長する?
2歳までなのか、3歳までなのか、お勤め先によって異なると思いますが、育休を延長することも検討してみてください。
私も実際、1歳児の応募で落選し、2歳のお誕生日を迎えるまで育休を延長しました。
一応、年度途中の募集でも「空き待ち」という形で応募を継続していましたが、年度途中で空きは出ませんでした。
そして、2歳のお誕生日を迎えても空きが出なかったので、現在は一時預かりで預けているという状況です。
育休を延長することで、生活費・育休終了後はどうするのか?など問題も浮上すると思います。
見通しが立てば、もう少しゆっくり子育てを楽しむというのもアリかもしれません。
まぁまずは、以下の選択肢についても読んでみてください。






退職する?
保育園落ちた=退職 以外にも選択肢があります。
「もう会社を辞めるしかない!」と絶望するのは、まだ早いです。
まずは、他の預け先について、いくつか選択肢があるので検討してみてください。
そして、4月からの預け先を確保できない場合は、前述した育休延長の選択もありです!
育休も延長したけど、どうにもならないとなったら退職も視野に入れても良いと思います。
ですが、3歳のお誕生日を迎えると、それ以降は幼稚園という選択肢も出てきます。
お仕事を続けたい気持ちがあるのであれば、ぜひ慎重に考えてをまとめていきましょう。
保育園落ちたらどうする?オススメの方法は?
ここからは、預け先探しでオススメの選択肢について、4つ解説していきます。
私の実体験が参考になれば嬉しいです。
希望する園への条件や生活の状況など皆さんそれぞれですよね。
また、職場からの補助や都道府県からの支援など様々です。
ご自身に合う手段がありましたら、参考にしてみてください。
二次募集で応募できる園がないか確認する
二次募集している園がないか確認してみましょう。
一次募集を終えて、まだ枠が残っていれば二次募集することがあるんです。
二次募集の期間は市区町村によって異なりますが、おおむね2月上旬頃までだと思いますので、お早めに!
駅から離れていたり、通勤の通り道ではないかもしれませんが、駐車場があったり広い園庭がある可能性も!
見学に行き、送迎のシュミレーションも行い、無理なく通えるか確認を怠らないようにしてください。
毎日のことですからね。
また地域によっては、二次募集で小規模保育園の枠が、出やすい傾向にあるかもしれません。
2歳児で卒園して、その後転園しなくてはならない懸念から候補に挙がりにくいところがあるようです。
ですが、愛着関係が大切な0~2歳まではアットホームな環境で第二の家庭のように過ごし、3歳以降は人数の多い園へ転園することで社会性がより身につくというメリットもあります。
提携園へ優先的に転園できるという特権もあります。
~私の体験談~
第一子は0~2歳の間、アットホームな保育園で生活していました。
シャイで自己主張ができないタイプでした。
引越しを機に、3歳から学年2クラスある保育園(子ども園)に転園しました。
慣れるまでに数週間かかりましたが、周りのお友達に揉まれながら徐々に逞しく成長しました。
友達とケンカになることもあったほどです!
企業主導型保育園も視野に入れる
企業主導型の保育園というものあります。
認可保育園ではなく、無認可保育園になりますが、国から助成金をもらって運営しています。
ですので、国の設置基準をクリアしているんです。
保育料が、認可保育園よりも高くなる可能性があります。
園によって異なりますので、要確認です!
カリキュラムなどにこだわりがあったり、食育にこだわりがあったり、園によって様々!
私が働いていた職場で、企業主導型保育園を運営していたのですが、英語に力を入れていました。
こちらも選択肢の1つにしてみてください。
一時預かりを利用する
一時預かりを受入れている認可保育園がたくさんあります。
地域貢献の一環で、預ける理由は、仕事・突発的な事情・リフレッシュなどです。
今回、希望した園の中にもあるかもしれませんので、確認してみてください。
デメリットとしては、割高になる可能性があります。
また、保育園の都合で預かれない日というのもあるかもしれません。
事前に預かってもらえない日の有無や頻度について確認しておくことがオススメです。
預けられない日は、有給が取れる・夫が休んでくれる・祖父母に預けられる・ベビーシッターが使えるなど、代替え案がある方には良いかもしれません。
私の体験談
第一子:小学生 第二子:年中 第三子:1歳児
3人の子どもがそれぞれに別々の場所へ通うとなると、毎日の送迎だけでなく、行事がその分多くなったり、スケジュールの把握なども厳しいと思い、第三子は第二子と同じ園を希望していました。
ですが、その保育園の選考で落ちてしまったんです。
そこで、一時預かりを利用して第三子も第二子と同じ園に通わせています。
ところが、思いのほか、保育園の都合で預けられない日が多くて、有給を取ったり、夫に休んでもらったりと、苦労しています。
2歳児になり、誕生日を迎えると満三歳児(無償化の対象)として入園できる仕組みのある保育園になるので、それまでの辛抱だと思って、日程調整も収支もやりくりしています。
また、一時預かりの受け入れがある保育園を複数利用している方も中にはいらっしゃるようです。
メインで預けている園が受け入れ不可の場合は、第二候補の園に預けるという感じです。
人見知りが心配な場合は、複数園を利用することが負担になる可能性もあると思いますので、一度お試しで利用してみるのがオススメです。
ベビーシッターの利用を検討する
ベビーシッターは料金的に選択肢から外されている方も多いと思います。
ですが、東京都ベビーシッター利用支援事業など、市町村によって料金がかなりお得になる場合もあります。
また、勤め先によっては補助を出しているところもあるようですので、聞いてみてください。
ベビーシッターは、保護者としてはどうしても心配が残るサービスだと思います。
私は、テレワーク中にベビーシッターさんをお願いしたことがあります。
在宅ができる方は、安心して利用できますね。
また、私はベビーシッターを紹介する会社で勤めていたこともあるのですが、かなりベビーシッターの会社によってサービスが異なります。
- お昼寝時間などには家事もしてくれるかどうか
- 発熱時でも対応してくれるかどうか
- シッターさんが休む時の代わりについて
- 交通費・手数料・年会費・キャンセル料など
- マッチング型・紹介型・派遣型・請負型によって規定が異なる
様々なベビーシッターの会社がありますので、自宅に来てくれる範囲でどんな会社があるか調べてみてください。
まとめ
私の実体験が誰かのお役に立てたらと思い、保育園落ちた場合はどうすれば良いのか?について、解説させていただきました。
このブログを読んでいただいた方は筆者は「どんな経歴なの?」と思われたかもしれません。
元々、幼稚園教諭・保育士として働いていたのですが、企業勤めをしてみたいと思い退職。
その後、幼児教育や保育の経験を活かして、ベビーシッターの紹介会社・保育園の運営会社(他にも何社か経験していますが)で勤めた経験があります。
その間、産休・育休をいただきながら、3人の子どもを育てています。
保活についてもたくさん経験してきました。
第一子の時に2回(0歳児・3歳児の引越し時)
第二子の時に1回(0歳児)
第三子は苦戦中(1歳児~2歳児)
親も無理なく、子どもも無理なく、ベストな着地点が見つかることを祈っています。
保育園に落ちて困っている方のお役に立てたら幸いです。