フジテレビからCM撤退した企業は100社以上!
収入のメインがスポンサーからの収益であるフジテレビからCM撤退が続くと、経営がままならなくなります。
企業が納得してまたCM料を払ってもらわなければ、会社の存続が危うくなってきますよね。
日枝久氏がフジ・メディア・ホールディングスやフジテレビに残ることに疑問を感じる視聴者が多いのが現状です!
このままでは、いつまでもCM料は入ってきません。
日枝久氏の退任案は、フジテレビの社員を守るためには不可欠なのかもしれません。
今回は、
- 日枝久が辞任したらフジテレビのトップは誰になる?
- いつ変わる?
について、調査しました。




日枝久が辞任したらフジテレビのトップは誰になる?
現在の役員
フジ・メディア・ホールディングスの役員
代表取締役社長 | 金光修 |
専務取締役 | 清水賢治 |
常務取締役 | 深水良輔 |
取締役 | 皆川知行 ほか5名 |
取締役相談役 | 日枝久 |
取締役(常勤監査等委員) | 2名 |
取締役(監査等委員) | 3名 |
※2025年1月27日 嘉納修治氏がフジ・メディア・ホールディングス会長、フジテレビジョン会長を辞任
フジテレビジョンの役員
取締役副会長 | 遠藤龍之介 |
代表取締役社長 | 清水賢治 |
専務取締役 | 2名 |
常務取締役 | 4名 |
取締役 | 金光修 ほか10名 |
取締役相談役 | 日枝久 |
監査役 | 5名 |
※2025年1月27日 港浩一氏がフジテレビジョン代表取締役社長、フジ・メディア・ホールディングス取締役を辞任
清水新社長の発言
清水新社長が1月30日の朝、取材に答えた内容を紹介します。
- 求められている経営陣の刷新は、自身や日枝取締役相談役も含め、全役員が対象になると思っている
- 社内外からの信頼を回復するためには、3月末めどの第三者委員会の調査結果を待つ必要がある
- 役員各々にて、辞任含めて進退などを決断する可能性はある






新組織
今回、新しい組織に求められるもの
- 古い風土を取り除き、時代に合った新しい風を入れフジテレビ社員の働き方改革をする必要がある
- 新しい風を取り入れる柔軟な人物が必要である
- 社会貢献度の高い企業に生まれ変わるため、忖度なく、改革に突き進むためのメンバーが必要である
- 企業の革新に長けた人物が必要である
- 新たに選定される人物が、視聴者や企業にとって納得感がある経歴や人柄が必要である
新組織案①
鈴木 洋仁氏(神戸学院大学現代社会学部 准教授)が、「ホリエモンを社長にする」くらいの象徴的な出来事がない限り、スポンサーはCMを戻せないのでは。
このように発言されています。
2005年、ホリエモンこと堀江貴文氏は、ニッポン放送社の株を購入し、持ち株が40%以上になりました。
しかしその後、ライブドアが所有しているニッポン放送社の株式は全てフジテレビジョンが取得したのです。
ニッポン放送社やその子会社(フジ産経グループ)などの経営権は得られませんでした。
当時のニッポン放送社の株式争奪戦は、今後の伏線だった可能性もなきにしもあらずだとは思います。
ですが当時、経営陣はホリエモンに嫌悪感を感じたでしょう。
そんなホリエモンにフジテレビが役員職を打診するとなると、プライドを捨てずにはできません。
ですが、視聴者や企業に「そこまでするか!」というインパクトは与えられると思います。
新組織案②
新組織案②は、「ホリエモン以外の実業家を引っ張ってくる」です!
さすがにホリエモンはハードルが高いということで、ホリエモン以外の時代の先を行く実業家。
そして、企業の革新に長けた方を人選される可能性は高いと思います。
個人的には、前澤友作さんのような方だったら期待できるなぁと思いました。
カブ&ピース社を立ち上げられたところでお忙しいので、可能性は低いかもしれませんね。
また、森岡 毅氏がもしもフジテレビに来てくれたらとても頼もしいとも感じました。
ジャングリアもまもなく完成しますしね。
様々な企業の経営立て直しをされてきたマーケティング力をフジテレビでも見せてほしいと思ってしまいました。
新組織案③
TV離れが叫ばれる時代になりました。
このような背景から、社内社外問わず、動画サブスクのプラットフォームに長けた方が人選されるかもしれません。
また今回、フジテレビは文春に対して嫌悪感を持ったことでしょう。
10時間半の2度目の会見で、フジテレビの報道局社員が経営陣に質問をする場面も印象的でした。
今回の経験を活かして、フジテレビが報道に力を入れても良いのではないかと感じました。
誰か一人に権限が偏ることなく、様々な特性のある人が集まり、社会のため、社員のためになる風土に生まれ変わると良いですね。
そして、やっぱりフジテレビを知る人がある程度残ることも大切だと思います。
今でも愛されるアニメ・バラエティ・ドラマ、数多くの作品を生んだ歴史は素晴らしい過去であり、継承する必要性も感じます。
フジテレビのトップはいつ変わる?
①2025年4月
遠藤氏がこれくらいのタイミングで辞任されるような発言もされていました。
自主的に辞任される経営陣は、このタイミングを選択される可能性が高いです。
ですが前述の通り、清水新社長の発言で「経営陣の刷新は、3月末めどの第三者委員会の調査結果を待つ必要がある」と述べられています。
4月以降に組織構成・人選をされる可能性が高いのではないでしょうか。
②2025年7月
4月以降に組織構成・人選をされる可能性が高いとはいえ、猶予はありません。
早く、企業や視聴者の信頼を回復させなければ経営は悪化の一途をたどります。
4半期ごとのタイミングで7月と記載しましたが、発表は5月でも6月でも早い方が良いですね。
日枝久氏について
生年月日 | 1937年12月31日(87歳) |
出身地 | 岡山県生まれ、東京育ち |
現在のポジション | フジ・メディア・ホールディングス 取締役相談役
フジテレビジョン 取締役相談役 産経新聞社 取締役相談役 北海道文化放送 非常勤取締役 東海テレビ放送 非常勤取締役 NST新潟総合テレビ 非常勤取締役 テレビ西日本 非常勤取締役 岡山放送 取締役相談役(非常勤) サンケイビル 非常勤取締役 共同テレビジョン 非常勤取締役 北海道空港 非常勤取締役 彫刻の森芸術文化財団 理事長 彫刻の森美術館 館長 美ヶ原高原美術館 館長 日本美術協会 会長 東京都歴史文化財団 理事長 東京文化会館 館長 TOKYO TOWER 非常勤取締役 新日本フルハーモニー交響楽団副 理事長 東京臨海副都心まちづくり協議会 理事長 全国公立文化施設協会 会長 国際連合世界食糧計画WFP協会 顧問 日本ウズベキスタン・シルクロード財団 評議員 ボーイスカウト日本連盟 顧問 |
受章 | 2013年 旭日大綬章 2014年 大英帝国勲章ナイト・コマンダー章 2023年 中華民国紫色大綬景星勲章 |
ポジションの多さに驚き、あえて全て記載してみました。
87歳というご年齢。
素晴らしい功績の持主だからこそのポジションだと思います。
この多くの役割に日々どの程度携われているのでしょうか。
まとめ
今回は、日枝久が辞任したらフジテレビのトップは誰になるのか?いつ変わるのか?について、考察してみました。
会社運営に特に見識もないただの視聴者ですが、期待も込めた未来予想です。
私もフジテレビの番組を見て育ち、家族で視聴し笑っていた時間がとても良い思い出です。
そんな幸せな時間をくれたフジテレビには感謝しています。
そして、日本の問題の典型を引き受けて、解決に向かってくれていることにも!
今回のフジテレビの変革が、テレビ業界だけでなく、企業やあらゆる組織に影響を与えることと期待しています。
子どもを持つ親として、日本の未来はとても気になります。
同様の問題はきっと数多く隠れていますよね。
起こるべくして起き、日本を浄化するためにしっかりと向き合っていただけるとありがたいと思います。
みんなが生きやすい未来になることを祈っています。