朝ドラ【あんぱん】主題歌が合っていない理由!なぜ現代的な歌なの?

2025年3月31日、朝ドラの【あんぱん】がスタートしました。

話の舞台となっている高知県では、視聴率26%越えを記録しました!

 

主題歌は、ロックバンドRADWIMPSの新曲『賜物』

従来の朝ドラの主題歌と雰囲気が異なり、現代的なアップテンポの歌なんです。

 

ストーリーは、アンパンマンの作者「やなせたかし」さんの奥さん「小松暢」さんの幼少期!

まだ、和服を着ていた大正~昭和初期の時代が設定です。

最後に流れる主題歌がアップテンポであると同時に、主演の今田美桜さんがCGの街の中を駆け回る空想的な映像。

そして、最後にネオンでアンパンマンを形どった姿が空に浮かび上がります!

 

確かに、私自身も「なんで?」と違和感を覚えました。

そこで今回は、朝ドラ【あんぱん】主題歌が合っていない理由!なぜ現代的な歌なの?について、考察していきたいと思います。

 

違和感を感じたのは、私だけではなかったみたいですね。

 

慣れていないから?と思いましたが、そうでもなさそうです!
目次

朝ドラ【あんぱん】主題歌が合っていない理由!なぜ現代的な歌なの?

朝ドラ【あんぱん】主題歌が合っていないという視聴者の声

SNSでの声をご紹介します。

このように、「なんでこんな現代的な曲なの!?」や「時代背景と合ってなさすぎる!」という声があふれているんです。

確かに、アップテンポでエレクトロなサウンド、韻を踏むようなの歌詞も入り混じっており、とてもストーリーの時代の空気感とは合わない印象ですよね。

 

ですが、無意味に選曲するはずないと思います!

きっと意味があってのことだと、考察してみました。

 

なぜ現代的な歌なのか?

考えられる3つの理由をピックアップしてみました。

いくつか理由があるのかもしれませんが、一番感じたのはこれ!

 

普遍的な物語を表現した

1980年代生まれの私自身もアンパンマンを見て育ちました!

そして、私が幼稚園教諭をしていた2000年代の子どもたちも同様!

さらに、2010年代~2020年代に生まれた3人の我が子もアンパンマンが大好きです。

 

アンパンマンが生まれたのは、1973年!

フレーベル館の月間絵本「キンダーおはなしえほん」で初めて登場しました。

テレビアニメとしては、1988年に放送が開始されました。

 

アンパンマンは、時代問わず愛されるキャラクターであり物語なんですよね。

きっとこれからも末永く、どの時代の子どもたちにも愛され続けると思います。

近未来でもアンパンマンが活躍することを想定して、今どきの主題歌と映像にしたのではないでしょうか。

 

若年層の視聴者を意識

最近では、朝ドラでポップス寄りの主題歌が採用されることも増えてきました。

紅白歌合戦を見ていても、かなり若年層を意識していますよね。

幅広い年代の方に見て欲しいというNHKの制作側の思惑があったという可能性もありますね。

 

話題性を狙った可能性

「普遍的な物語を表現」したというのが、一番だと思います。

とはいえ、大正~昭和の時代を描く時には、その時代に合った楽曲をチョイスして欲しいですよね。

そして話が進み、現代に近づいたタイミングで曲調を変えたり、映像を変えるなど工夫があっても良さそうなもの。

 

制作側の方々がこのギャップに気付かなかったわけではないと思います。

あえて、初回から一貫してRADWIMPSの『賜物』を選曲し、現代的な映像にしたのは、話題性を狙ったという理由もあったかもしれません。

 

アップテンポで口ずさむのも難しい楽曲が選曲され驚きましたよね。

 

何度も聞くことで、口ずさめるようになる自分のポテンシャルを信じてみたいと思います!

朝ドラ【あんぱん】について

あらすじ

第1週目のあらすじをご紹介します。

昭和初期、高知の町中をものすごい勢いで走る少女、「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)。

朝田家はのぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)が石屋を代々営んでいるが、継ぐ気がない父・結太郎(加瀬亮)は商事会社で国内外を飛び回り、のぶに「女子も大志を抱け」と語る。

一方、幼い時に父・清(二宮和也)を病気で亡くした柳井嵩(木村優来)は、母・登美子(松嶋菜々子)に連れられて御免与町にある柳井医院を営む伯父・寛(竹野内豊)の家に

引き取られ、転校先の小学校でのぶに出会う。

そんな矢先、朝田家に激震が走る。

公式サイト(https://www.nhk.jp/p/anpan/ts/M9R26K3JZ3/blog/bl/pjOoNGDvej/)から引用

 

今田美桜さん演じる小松暢について

1918年(大正7年)生まれの小松暢(こまつ のぶ)さん!

高知ではなく、大阪出身だそうです。

お父様が、高知県出身!

 

大阪府立阿倍野高等学校を卒業し、上京しました。

そこで日本郵船勤務で高知出身の小松総一郎と出会い結婚。

新婚早々、総一郎さんは徴兵により召集され、暢さんは終戦を高知で迎えました。

総一郎さんは帰還後病死されたそうです。

 

その後、小松暢さんは高知新聞社に入社し、『月刊高知』の編集者へ。

同じ部署に数ヶ月後入社した「やなせたかし」さんが配属され、二人が出会いました!

 

小松暢さんは「代議士の秘書になる」という理由で退社して上京しました。

その約1年後にそれを追うような形で「やなせたかし」さんも東京に出て、二人は結婚しました。

漫画家を目指す「やなせたかし」さんに「なんとかなるわ。収入がなければ私が働いて食べさせるから」と話していたそうです。

小松暢さんの支えがあったからこそ、アンパンマンが誕生したということですね。

 

2013年にもNHKプレミアムで「忘れないで夢を〜漫画家やなせたかしと妻・暢〜」というドラマが放送されたそうです。

最後に

今回は、朝ドラ【あんぱん】主題歌が合っていない理由!なぜ現代的な歌なの?について、考察してみました。

今は「合っていない」と感じているのが現状です。

しかしドラマが進むにつれて、もしかすると「しっくりくるかも」と思える日が来るかもしれません。

今後のストーリーの展開に期待していきましょう。

 

朝ドラ【あんぱん】主題歌が合っていないと感じた方のお役に立てたら幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次