2025年2月5日未明、44歳の若さで永眠されました。
精力的にバンド活動と子育てに取り組んでいる最中のことでした!
ご家族・バンド仲間・ご友人・ファンの悲しみが癒えることはありません。
私も、その一人です。
何もできないのですが、追悼の意を表し、記事をしたためたいと思います。




【ガガガSP/桑原康伸】ありがとう
私自身もガガガSPの音楽に元気づけられたり、カラオケで盛り上がったり、思い出いっぱいです。
国道二号線を走るときには、ガガガSPの国道二号線をBGMに!
夏に花火をするときには、ガガガSPの線香花火をBGMに!
失恋した時には、ガガガSPの卒業が泣かせてくれました。
国道二号線・線香花火・卒業、どれもピュアな青春の心をストレートに表現しています。
ガガガSPの楽曲は、反射的に胸をジーンとさせますよね。
ファンの方にとってガガガSPは青春と切っても切り離せない思い出の音楽だと思います。
桑原康伸さん、全力過ぎて感動した圧巻のパフォーマンスでした。
ステキな思い出をありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。
バンドのこれからについて
直近の予定
ガガガSPは、この2月以降もたくさんのライブ予定がありました。
予定されているライブ
2月14日:【東京】渋谷音楽堂
2月15日:【大阪】心斎橋BRONZE
2月22日or23日:【台湾】
2月23日:【広島】ALMIGHTY
3月2日:【大阪】UMEDA CLUB QUATTRO
3月8日:【福岡】福岡天神地区8会場
4月20日:【加古川】河川敷特設会場
5月18日:【神戸】メリケンパーク
1度目の韓国につづき、2度目の海外ライブも予定されています。
桑原さんも楽しみにされていたようで、残念でなりません。
2度目の海外ライブは台湾!! https://t.co/V1dEQmAbez
— 桑原康伸 (@suienitatatata) January 6, 2025
まず、今後の活動について、2月14日渋谷と2月15日心斎橋は出演キャンセルを発表をされています。
台湾については、なんとか出演されるのではないでしょうか。
ライブでガガガSPをカバーしているバンドマンが大勢います。
桑原さんのポジションを守れるピンチヒッターがいるはずです。
時間があまりない中で、様々な意見もあると思いますし、悩ましい判断だとは思います。
ですがなんとか、桑原さんが楽しみにしていた2度目の海外ライブを成功させてほしいと願っています。
メンバーの思いと今後について
葬儀で語られた言葉
コザック前田さん:「僕は君を卒業しないよ」と歌詞を一部替えて「卒業」の歌を弾き語りで贈られました。
ギター山本さん:「たくさんの方に来ていただいて、桑原さんはきっと喜んでます」
ドラム田嶋さん:「28年間も一緒にいたんで、こんなあっけない別れが来るとは思ってなかった」「なるべく止まらんように頑張りたいと思います」
また、コザック前田さんは、ご自身のXで「しばらくは喪に服すけど、ガガガSPは辞めずに続けていくよ」と語られています。
いつか全員前に向くことができた暁には、ガガガSP、桑原さんを愛するベーシストがアサインされることと思います。






【ガガガSP/桑原康伸】について
ガガガSPについて
日本のパンク・ロックバンドで、LD&K所属。
1997年に兵庫県神戸市で結成。
2002年にはメジャーデビューを果たす。
ライブでは盛り上がりすぎて設備が壊れることも度々。
バンド名は、路上パフォーマンス集団「東京ガガガ」より引用されたそうです。
ボーカル | コザック前田 |
ギター | 山本聡 |
ベース | 桑原康伸 |
ドラム | 田嶋悟士 |
ゆかりのある長田神社や生田神社のライブでは、大成功を収められました。
また、バンド結成当初から行われてきた主催フェス『長田大行進曲』やチャリティーフェスなどのイベントも度々行われています。
知名度としては全国区ですが、メインは変わらず神戸界隈で活動されています。
桑原康伸さんについて
1980年11月14日神戸市生まれ。
お父様の桑原康雄さんは、マンドリン奏者です。
桑原さんご自身も幼少時にマンドリンを教わっていました。
お父様は、2003年にご逝去されました。
ちょうどガガガSPが急成長中の時期だったのですね。
桑原さんは、ガガガSPで通称「だんな」として、メンバーに愛されています。
2015年にはご結婚され、2016年には男の子が誕生。
2012年に急性膵炎で入院されていたこともありましたが、復活を遂げ活動再開!
2024年12月の長田大行進曲でも変わらない姿でパフォーマンスされていました。
最後に
今回は、【ガガガSP/桑原康伸】ありがとう!バンドの歩みとこれからについてという題で記事を作成させていただきました。
ガガガSPに青春のエッセンスをいただいた1人のファンとして、この記事で感謝の念を表現させていただきありがたく思っています。
桑原さんは「ベースという楽器に出会わなかったら私は今頃どうなっていたんだろうか」と語られています。
私は神戸にガガガSPがいなかったら、どうなっていたんだろうかと思います。
阪神淡路大震災が1994年。
その2~3年後にガガガSP結成。
多くの人が元気づけられたり、勇気づけられたことでしょう。
ご自身を表現する楽器・仲間がいて幸せな人生だったのではと推察しています。
ですが、やはり仲間、そして奥様や息子さんとまだまだ歩むはずだった残りの人生を思うと、悔やむ気持ちもあるのではないでしょうか。
どうか、これまでの功績を自負し、安らかに。
ご冥福をお祈りしています。